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項羽と劉邦、蕭何

武蔵小金井教室

 

 

こんにちは。

武蔵野進学セミナー武蔵小金井教室の川原です。

 

 

 

中国の歴史のお話をすこし。

 

中国を初めて統一した秦が苛政によって滅び、

 

劉邦と項羽が相争って、劉邦が天下を獲った時、

 

劉邦は、前線で華々しい戦功を挙げた将軍たちではなくて、
その前線への補給を途切れさせなかった蕭何を天下第一の功としました。

 

一方、項羽は、兵站と補給への配慮が欠けていたので、滅びました。

 

 

劉邦は、傲慢で人を侮る癖があり、項羽はその氏族や病人に対して優しくふるまうことがありました。

 

しかし、劉邦は、勲功に対して手厚く褒賞を与え、項羽は恩賞を配分する段になって惜しんだが故に、諸侯の反発を買い、離反を招き、滅びました。

 

 

 

ともすると、補給が絶えがちになり、現地調達を行う前線の兵士たちに、食事の心配をさせず、むしろ十分すぎるほどの補給の枠内でだけ戦わせ、また、手柄を挙げたものには惜しみない賞与が与えられる。

漢軍の士気が、鼓舞されないはずがない。

 

天下無双の豪傑項羽率いる無敵の楚の軍兵を打ち破って、劉邦が天下を手中に収めたのも、むべなるかな。

 

歴史から、様々な教えが得られます。

 

 

 

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