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北方大水滸伝完結

武蔵境教室

完結! といっても、最終17巻の文庫版刊行が3月なのでだいぶ経っているのですが、私が読み終えたのがちょっと前なのでそれについて今日は書いてみましょう。
申し遅れました。武蔵野進学セミナー・武蔵境教室の沼尻です。

中国三大奇書といわれる「三国志演義」「西遊記」「水滸伝」(説によっては「金瓶梅」を入れることも)のうち、前二者は広く周知されているのと比べて、「水滸伝」はご存じの方が少ないかと思います。
それが証拠に、コーエーテクモゲームスから発売されている「三国志」はシリーズを13まで続けています。
一方の「水滸伝」はというと、私は20年ほど前にwindows版をやりこんだ記憶がありますが、調べてみたところ、1988年に発売されて続編すら発売されていないようです。windows版も2011年に販売終了になっていますね。
まぁそんな「水滸伝」なので、ざっくりした粗筋しか知らなかった私は、友人から譲り受けた文庫版の「水滸伝」1・2巻をもてあましていました。
夏休みに一人でラパスに行くことになり、暇つぶしに持っていくことにしたのがどはまりするきっかけだったのです。
ちなみにこのとき持っていったメインの本が「ハリー・ポッターと死の秘宝」で、読み終えてがっくりきていたところだったので余計面白さが際立ったのかもしれません。
さらにちなみにもう一つ持っていったのが、楽天BOOKSで本を買ったおまけに付いてきた「キングダム」というマンガの1巻でした。これまたその後どはまりすることになり、現在購入している唯一のコミックスです。
それはさておき、帰りの飛行機10数時間で2冊とも読み終えてしまい、早く帰国して続きを読みたい!と思うくらいでした。
その後は、新刊の発売を待って全19巻を読破、その後は「面白いよ」と武蔵小金井の木口先生に譲ったところ、彼もどはまりし、その後本校・武蔵関の大塚先生とその輪をひろげていくことになります。

3年後、続編として「楊令伝」が発刊されます。
文庫化されてから読もうと思っていたのですが、古本屋で半額だったことから1~3巻を単行本で買ってしまい、その後も単行本の発売を待って全15冊を買い続けました。
そしてさらに3年、完結編として「岳飛伝」が発刊され、今度は文庫を待つだけの理性が働き、上記のように全17冊読破するに至ったわけです。

合間合間に同作者の歴史物はほとんど読んだのですが、やはりこの全51冊の超長大シリーズが最高です。
何が面白いか?
108人の英雄たちの人物像…といってしまえば身も蓋もないのですが、それぞれの英雄たちにドラマがあり、そもそもが悪漢たちの物語なので勧善懲悪色はないものの、それでも反体制勢力が体制を打破するカタルシス的なものはあるわけで、それを描き出すストーリーテリングがすばらしいところ、でしょうかね。

私は他人に本を勧めることはほとんどないのですが、積極的に勧めるのはこれと、サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」です。
どちらも面白いですよ~後者は理数系好みにはたまらないと思います。

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