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平成31年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果~社会

武蔵境教室

武蔵野進学セミナー・教務部長の沼尻です。
昨日6月27日に、東京都教育委員会から「平成31年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について」(クリックで記事に飛びます)が発表されました。
各教科のデータは以下の通りです。

教科(右)
項目(下)
国語 数学 英語 社会 理科
教科別受検者数 36,273人 36,276人 36,030人 40,590人 40,590人
教科別実施校数 151校 151校 150校 165校 165校
教科別平均点 71.0点
(65.9点)
62.3点
(66.5点)
54.4点
(68.0点)
52.7点
(61.5点)
67.1点
(61.5点)

(注) 教科別平均点欄の( )内は、平成30年度入学者選抜学力検査における各教科の平均点である。

私は、2月25日のブログに社会の入試分析をあげていますが、それと今回の結果を対照してみましょう。
> 大問1 まあいつもの感じですか。
とした私の予想に反して、今年の平均正答率は68.4%と昨年の65.9%をちょっと上回っています。
石動先生の苦笑を誘った問2は54.7%と予想通り低い正答率でした。

> 大問2 難化
予想通り、昨年45.6%あった正答率は、今年は28.0%と大幅に下がっています。
> 問2 難問 これは無理だと思います。
と書いた問2はなんと10.9%
> 問3 難問
> 今まで都立ではカンボジアが解答になる問題は出されたことがありませんでした。
> したがって、フィリピン・マレーシア・インドネシア・タイ・シンガポール、おまけにベトナム程度しか
> 授業では扱っておらず、当教室からの正解者は「イとエの2択で最後は勘」と言っていました。
と書いた問3は20.3%と、こんな出題あっていいのか?というレベルでした。

> 大問3 いつも通り
とした私の予想に反して、昨年の72.4%に対して今年が51.8%と大きく下がっています。
> ただし、問2の正解率が50%を割ってしまいました。
としましたが、実際には24.0%とこれまたとんでもなく低い正答率だったこと、簡単だと思った問1も51.5%と存外低かったことが原因かと思います。

> 大問4 いつも通り
とした私の予想に反して、昨年の52.1%に対して今年が43.0%と下がっています。
> 朱印船=江戸の初期、日本町=東南アジア特にタイ
> にもかかわらず「アユタヤだからフィリピンにしちゃったよ~」という生徒がいて、
> その「だから」ってどういう意味だよと突っ込んでしまいました。
とした問2はなんと8.4%!10人に1人もできていないというのはいかがなものでしょう。

> 大問5 ちょい難しいかも
とした私の予想通り、昨年の72.0%に対して今年が58.6%と下がっています。
> 問1 東京都教育委員会の模範解答って変じゃない?というのが私の最初の感想でした。
> なぜああいう形式になるんだろう?
とした問1は案の定45.5%と、設問としては難度が高いと思えないけれども低い正答率になりました。
今後、社会科としては開示答案の検討を通して対策を講じなければならない、記述においては最大の課題となりましたね。

> 大問6 いつも通り
とした私の予想に反して、昨年の38.8%に対して今年が47.6%と上がっています。
問3が65.3%と正答率が高くなったことに引きずられての結果でしょ。

> ということで、全体的に見ると昨年よりは難化していると思います。
> 私の平均点予測は53点としますが、
としたましたが、結果は52.7点とほぼ予想通りでした。

今年の問題は、難度を上げるためためなのか、今までの出題傾向と変えてきたという印象がありました。
来年度に向けて、今までやってこなかった領域にも言及するよう、記述の対策をきっちりできるよう、社会科としては気を引き締めてやっていきたいと思います。

2016年9月以前のブログはこちら

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