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或る問答2

中町教室

こんばんは

 

武蔵野進学セミナー

 

中町教室の根本です。


2017年になり、

 

早くも2週間が経つ頃ですが、

 

つい先日、

 

小学生との授業中、

 

「サンタはいるのか」

 

という質問を受けました。


なにやらその生徒Aの友達Bは、

 

「サンタはいない」と家庭で教わっており、

 

それをBから聞いたAは、

 

この矛盾する2つの命題に窮しているとのことでした。


講師として、

 

大人として、

 

どう答えたらいいものか。


内容としては、よくある問いではありますが、

 

形式としては、講師を困らせる目的の、よくある発問ではなさそうでした。

 

好奇心と、ある種の願望から生まれた問いでした。

 

それだけに、受け答えに慎重さが求められました。


「俺はサンタを見たことがないよ。

でも、海外にはサンタの資格を取る為の学校もあるし、いると思うよ。

それに、いないことの証明は難しいんだよ。

いるなら本物に会えばいいけど、

会ったことないからいない、とは言えないよ。」

 

「会ったことある!」

 

「それなら、いるんじゃない?」

 

「でも、魔法を使ってなかった。」

 

「魔法を使わないサンタだったんじゃない?」

 

「魔法はあるの?」


生徒はついに話の核心に触れてしまいました。

 

そもそも、サンタの中でも、

 

「魔法を使うサンタ」がいるのかが本題だったようです。

 

その生徒は更に続けました。


「魔法を使わないサンタなら、

車か自転車で移動することになって、

家の鍵をたくさん持っていることになって、

 

〜以下略」


そこまで論理的に考えられるのであれば、

 

サンタ問題から卒業していいのではないかと思いました。

 

講師として正解を教えることも大切ですが、

 

生徒の思考のプロセスに沿って、

 

生徒自身の納得を促すことが、

 

「質問に答えた」ということになるのではないでしょうか。

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