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染井吉野

武蔵関教室

こんにちは、武蔵関教室の高柳です。一気に陽気が暖かくなり、日本の季節を彩る代表格「サクラ」の開花が連日ニュースに取り上げられていますね。

一般に「サクラ」というと「ソメイヨシノ」を指すことが多いのですが、実はこのソメイヨシノ、「クローン植物」だというのをご存じでしょうか。ソメイヨシノはエドヒガンザクラとオオシマザクラの交配によって生まれたものなのですが、ソメイヨシノどうしで種子が結実しても発芽はしないのです。びっくり。

では日本全国に数百万本あるというソメイヨシノはどうやって増やしたのか。

それは枝に根をつけて土に埋める「挿し木」や別の木に人の手で合体させる「接ぎ木」といった方法で増やしているのです。したがって日本全国にあるソメイヨシノは、もとをたどるとほんの数本のソメイヨシノから増やしたクローンということになります。

同じ木を増やしているだけなので遺伝子情報はみんな同じです。そのため「サクラ前線」による春のお訪れを知る目安とされたり、また一斉に咲き、一斉に散っていくあの大胆な情景を生んでいるのです。

そんなソメイヨシノですが、遺伝子情報が同じなため特定の病気に弱く、一度かかってしまうとそれが一気に広がってしまうという弱点があります。また人為的に増やされた植物なので、放っておくと100年後にはなくなってしまう可能性があるとのこと。

それ以外にも野生の桜への影響が危惧されるなど様々問題はあるのですが、もし興味がある方はさらに調べてみましょう。

ではまた。

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