MR. EGG♪
こんにちは。
武蔵野進学セミナー吉祥寺教室の打江です。
※8月分をアップさせていただきます(__)
アメリカのハード・ロックバンド『MR. BIG』を思い出します♪
『お月見』の季節。
”地上”では色々なお店でお月さまをモチーフにした商品を目にします。
このように『秋』が近づいて参りました昨今ですが、
先月末、池袋のある百貨店でストライキがありましたね。
私にとってそのニュースは大変感慨深く、
かつて地元にありましたデパートのことを思い出すきっかけでもありました。
『大和』
2010年、34年という百貨店の歴史に幕を閉じました。
その頃、私はすでに東京での生活が長く過ぎておりましたが、
この『閉幕』の出来事には深い悲しみを覚えました。
昭和の光景によくありますように、
『大和』は日曜日の家族の楽しみだったからです。
誠に勝手ながら各階のご紹介。
それぞれの思い出、店員さんたちのお顔をはっきり思い出すことができます。
まず正面入口には、地元出身の作家・小川未明『赤いろうそくと人魚』をモデルとした、
『人魚の像』(静かな噴水つき)がありました。
『大和』へ行く度にそこに1円玉または5円玉を入れて参りましたが、
一体何のご利益があったかはいまだに不明。
何かいいことがあると期待して、お水の中に大切に硬貨を入れたことを覚えています。
そこから少し進みますと『華やかなお化粧品コーナー』。
高校の卒業式でそれまでしたことのない『お化粧』をするために、
母に習い”お化粧品セット”を購入しました。
初めての”ルージュ”は青みがかったピンク色。
THE☆その当時流行の色とでも言いましょうか。
同じ1階には『小粋なカフェ』がございました。
私たちのオーダーは毎回『ワッフル』と『ホットサンドセット』。
そこは小さいスペースでありながら全国的に有名なお店でしたので、
田舎育ちの我々にとっては全てがお洒落に映りました。
セットのサラダには洗練されたタマネギとピーマンが添えられて。
どうしたらあんなにうす~~~く切ることができるのだろうと、
とても不思議に思いながらそれを食したものです。
4階あたりでしょうか『地味な時計屋さん』がありましたね。
長期間お小遣いを貯め、父のお誕生日に時計をプレゼント☆
その後、自分の最初の腕時計もこちらで買うことになります。
家族みんなでこの『地味な時計屋さん』にお世話になりました。
たまには豪華に!という機会には、
5階の『大人な天ぷら屋さん』で海老天重を。
そこでとても幼い私は、謎の行動にでたようですょ。
入店後必ず”ニャンニャン毛布”(キティちゃんの小さい毛布)を出したのだとか。
そしてそれにしがみつくか、くるまる(笑)!
小さな子どもはよく、肌身離さず持っているものがあります。
スヌーピーで有名な『PEANUTS』にも”安全毛布”が出てきます。
WHY 私は『天ぷら屋さん』に行くとすかさず”ニャンニャン毛布”を出したのか!?
これまたいまだにミステリーですが、
『天ぷら』というちょっと大人な世界に”安心”を求めたのかな。
さて、最後は今でも鮮明にこの目に焼きついているもののご紹介。
地下にありました、カウンター5席しかない『しっぽり~うどん屋さん』。
こちらの『月見うどん』です。
『月見うどん』とは、お月さまを模したものなのだと知ったのがこちらのお店。
大きなどんぶりを覗き込みながら、ワクワクした気持ちでそれを食べました。
それでも私は、艶々でまん丸い”たまご”を崩すのが嫌でイヤで・・・
食べ終わりまでなかなか”たまご”には手をつけられませんでしたね。
そのとき、私と同じことを思っていたのかな・・・
となりに座る祖母は、いつも”たまご”をレンゲを使い、丸のみしておりました。
「おばあちゃんは”たまご”をのむんだね。」
最後まで、祖母が”たまご”を崩す姿を見たことはありません。
『秋の月は美しい』
今月29日はどんなお月さまのご登場でしょう。
(この日、今年は満月でもあるようですよ♪)
『月見うどん』のような『MR. EGG』が”夜空”にお出ましになることを期待して~
本日のブログを『閉幕』とさせていただきます。
それではごきげんよう。