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人生初手術

吉祥寺本校

こんにちは。
武蔵野進学セミナー 吉祥寺本校のオーシャンです。
(オーシャンってだれやねん!の方はこちら


暑すぎる夏ですね。
夏期講習真っ盛りです。


わたくしとしては、久々のブログです。


久々になりましたのは事情がありまして、塾生の皆さんにはお知らせしておりましたが、わたくし6月中旬から入院をしておりました。
(塾生の皆さん、保護者の皆さまにおかれましてはご心配おかけして申し訳ございません)


自分のことですので赤裸々に書きますと、心臓の手術を行いました。
胸を20cm開き、胸骨を開き、心臓を止め、心臓を開け、弁を治していただきました。


心臓を停止していた時間は2時間20分。
胸を開いていた時間は5時間半。
いざ心臓を開けてみたら、先生の想定以上に弁がグチャグチャだったらしく、けっこうな大手術でした。


手術はありがたいことに大成功し、弁はきちんと治り、輸血もなしでした。
先生、本当にありがとうございます。


夕方16時半に手術室に入り、目覚めたのは翌朝4時半。
あぁ~~良かった。死んでなかった。
残念ながら??三途の川も見ることは出来ず。臨死体験もなし。


そうなんです。
言うて心臓の手術でしたから、もしかしたら、、の覚悟をもって臨んでいたのでした。
いろんな方に頂いた、いろんな神社のお守りや、息子や生徒の皆さんからもらったお守りやお手紙も、頼み込んで手術室に一緒に入れてもらっていました。


気づいた時には集中治療室で、あとで聞いたら身体中に11本の管が挿入されていました。
目覚めてから2~3週間はなかなか地獄でした。
この1ヶ月、立てない、座れない、喋れない、トイレも自分で出来ないという、いわゆる赤ちゃんの状態からもう一度人間をやり直した感じです。
トイレなんか行けませんから、ベッド上でウンコちゃんもブリブリ~ってしないといけません。
人間の尊厳なんてあったもんやないです。
というか、看護師さん本当にありがとう。


手術直後は、合法的に麻薬も使ってもらえる(今話題のフェンタニル)ので、見舞いに来てくれた家族に饒舌に喋っていたみたいなのですが、それが切れると倦怠感が半端やないです。
逆に、麻薬の恐ろしさを知った次第。


おかげさまで退院してからの検診の際の数値も順調です。
検診の時に、先生から術中の動画も見せてもらいました。
恐らくほとんどの人が経験しないであろう、自分の心臓の中を見ました。
心臓の中って意外と白いんですよ。


今の医療技術の進歩は素晴らしく、それだけの手術をしても、手術からちょうど1ヶ月後には再び仕事に戻って中3の皆さんの前で授業を行うことが出来ています。
有難い話です。


もちろん、実際には手術前の状態に戻るには3ヶ月程度必要なので、なかなかまだまだ無理は出来ず、仕事も少しずつ再開している感じです。


緊急で入院したわけではなく、もともとは健康診断で発覚したことで、いろいろとラッキーでした。
特に大きな自覚症状はなく、ちょっと息切れしても「まぁ歳のせいやろ」くらいに思っていましたが、放っておいたらどこから突然倒れてそのまま死んでいたかしれませぬ。
いや~健康診断大事。


手術前は「当たり前に生きて、生活する」ことの素晴らしさを実感していましたから、この経験を糧にこれから先の人生を歩んでいきたいと思います。


さてさて、塾生の皆さん、リニューアルオーシャンは少しずつ快復して、以前より強くなる“予定”なので、これからまた一緒に気張っていきましょう~
暑さに負けずに~

2016年9月以前のブログはこちら

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