花を盛りに
こんにちは。
吉祥寺教室の𠮷田です。
今日の出勤時、いつも通り井の頭線の急行に乗って吉祥寺へと向かう途中、違和感を覚えました。
まだ吉祥寺駅のだいぶ手前のはずなのに、電車の速度が緩んでいきます。
なんだろう……停止信号かなにかだろうか?
そんなことを思いながら、ふと目線を上げると、
車内の電光掲示に、普段お目にかからない「次は井の頭公園」との表示が!
──なるほど、花見のシーズンだからか。
自宅近所の桜が満開だったことが思い出され、
花見スポット「井の頭公園」への臨時停車も納得です。
いつもなら終点の吉祥寺駅まで乗っていくのですが、
今日は、うん、井の頭公園の中を歩いて教室へ向かおう──と、
おそらくは花見をするのであろう、たくさんの人々とともに、井の頭公園駅に降り立ちました。
花見客でにぎわう井の頭公園は、
天気も良く、空気もあたたかく、
快晴の青空に、桜色の雲がかかっているようでした。
散る桜 残る桜も 散る桜
無常の美を見事に詠った良寛の名句。
これをオマージュした、こんな句が頭に浮かびます。
咲く蕾 残る蕾も 咲く蕾
花は盛りに見るものかは、と兼好法師は、もののあはれを喝破しましたが、
いいじゃないですか、花を盛りに見るのも。
今日のような日ばかりは、ね。