iPadで英語速読トレーニングしてみた
こんにちは。三鷹の古賀です。
三鷹教室10周年記念企画の一つである、iPadを使った英語速読のトレーニングがどんなものか自分 & 高3生の子で試してみました。
まず初めに速読の英文のレベルを決めます。
初級・中級・上級・センター英語 といった具合にレベル分けしてあります。
とりあえず上級を選んでみました。
レベルを決めたら、次は語彙です。
長文に出てくる語彙が30個程度、日本語の意味と一緒に表示されるので暗記します。
暗記出来たら、そこで語彙テストが始まります。この語彙テストで満点を取らないと次に進めないので緊張感がありました。
まぁ途中で失敗しても、後で間違えた問題だけやり直せるんですけど。
語彙をクリアーしたら、次は肝心要の読解です。
読解は、読み切る目安となる時間が表示されていて(自分のときは3分間でした)、それを超えないよう気にしながら読みます。
読み終えると、次に5問くらい設問が表示されて本文の内容を把握出来たかチェックされます。
ここも制限時間が設定されていて(30秒だった…)、焦って1問ミスってしまいました。死にたい…
読み終えると ”wpm” という値で自分の速読がどれくらいのスピードだったか評価されます。
“wpm” は ”words per minute” のこと(多分…)で、つまり1分間に何語読めるか ということです。
ちなみに自分は160wpmでした。高3生は82wpmでした。
ここまでだったら紙を使った長文速読練習でも出来ることですが、次からがiPadを使った速読トレーニングの真骨頂です。
さっき読んだ長文が1単語ごとに光って行くので、それを目で追いかけます。
途中で光るスピードがググーっと上がるので目で追うのが大変ですが、しばらくすると少しゆっくりになったり。
少しゆっくりになると実感するのですが、自分の能力以上のスピードに慣れようとした後だと、普段の読むスピードより少しくらい速く表示されてもゆっくりに感じるのです。
この単語を目で追うのは長文の最後まで行くと最初に戻って、何回か繰り返して読み返すことになります。
同じ文章を何度も見る機会ってなかなか無いので、それもいい勉強になるなーと感じました。
単語を1つずつ追いかけた後は、スラッシュリーディングの速読トレーニングです。
今度は単語ごとではなくて短い文ごとに光って表示されるのを追いかけます。
途中でスピードが上がったり下がったりするのはさっきと同じです。
単語や文章を、「文字」としてではなく「画像」として認識する練習なのかな と思いました。
速読トレーニングが終わったら、最後の確認として最初に読んだ長文をもう一度読んで、おしまいです。
何度も見てるし内容も覚えてしまっているということもあるけれど、明らかに最初に見たときと比べたら速読出来る感じがします。
自分のwpmは250に、高3生も160になりました。
ここまでやって1単元クリアーです。次の単元に進めます。
と、とりあえず体験で一回分やってみました。
もう書くのに飽きたのでこれ以上書きませんが、リスニングも2倍速で聴いたりすることも出来て、速いのに慣れると普通のスピードがあまりにもゆっくりに聞こえるのを体験出来ます。
読むのも聴くのも、自分の限界を超えて速いのに触れるのがいいんですね。
三鷹教室でここから半年間この速読トレーニングをやってみて、みんなの速読力がどこまで上がっていくのか見るのが今から楽しみです。
受験で成果が出ると楽しいし嬉しいです。
疲れた…