何が勝負を分けるのか。
こんばんは。
武蔵野進学セミナー武蔵小金井教室の川原です。
今朝、日本時間3:45キックオフで、
ヨーロッパのサッカークラブNo1を決めるUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦が行われました。
イタリア王者ユベントス vs スペイン覇者レアル・マドリード。
わたしは、ユベンティーノなので、そのいちファンとして、感じたことを書きたいと思います。
前評判では、守備のユベントス、攻撃のレアル・マドリードと言われていましたが、
試合前半、ユベントスは、レアル・マドリードに対して、果敢かつ積極的に攻撃を仕掛け続け、
また、先制点を取られた直後の、マンジュキッチの素晴らしい同点ゴールもあって、
ユベントスは、レアル・マドリードと、実力伯仲の、互角の戦いを繰り広げました。
前半だけで言うと、
試合内容も、観客の熱狂も、
私の記憶の中で、5本の指に入るくらい、素晴らしい試合でした。
わたしは、冷静な情熱をもって、試合を楽しむことができました。
ところが、です。
後半に入ると、突然、ユベントスの選手たちの足が止まってしまいました。
前半に運動量を消費しすぎたのか。
油断した、といったことはないでしょうけれど。
とにかく、突然、ユベントスの選手たちのパフォーマンスが、がくっと落ちてしまったのです。
相手のあるスポーツはみなそうなのでしょうが、
集団スポーツは特に、心理戦の側面が大きいと思っています。
隙を見せたら、敵は、相手を圧倒すべく、嵩に懸かって、攻立ててきます。
そうして、相手を一挙に打ち破ろうとするものです。
後半始まった瞬間から、「これはまずい。」と
いやな予感しかしませんでしたが、
案の定、
勢いづいた相手に攻め込まれて、守備は崩壊。立て続けに失点。
終わってみれば、1-4の惨敗。
ユベントス優勝の夢も、あえなく潰えたのでした。
一瞬の隙から、すべてが台無しになってしまうことがある。
そういった人生の難しい一面を、まざまざと見せつけられた試合でした。
☆
プロ野球選手で、現役生活中に2000本を超えるヒットを打った選手は、歴史上たったの48人。
先日、見事、その48人目になったのが、中日ドラゴンズの荒木選手。
選手にきつい練習量を課した落合元監督でさえ、
一生懸命練習し続けて止まない荒木選手にだけは「お前、もう[練習するの]やめろ。」と声を掛けたそうです。
目標を達成をするための、惜しまぬ努力。
わたしも、つねに向上心をもって成長していきたいと思っています。