丹沢の主脈に触れる。/ 日本列島の五億年。
こんにちは。
武蔵野進学セミナー武蔵小金井教室の川原です。
浅間嶺の翌週、
丹沢の塔ノ岳、丹沢山に登りました。
ふもとの大倉は、たくさんの人のにぎわい。
そこから、
登り一辺倒の「バカ尾根」と異名をとる、塔ノ岳を上っていきます。
登ってはお茶屋さんに出会い、
また登ってはお茶屋さんに出会うという、
茶屋と登りを繰り返す、山行。
奇しくもこの日、
ことしで32回を迎えるという、
伝統の「丹沢ボッカ駅伝競走大会」の開催当日。
一般登山客の登山と並行して、
競技者の方が山頂に上って来られるということで、
急ぎ目の登山。
さいわい、競技者の方より前に、塔ノ岳山頂にたどり着くことができました。
山頂からの絶景を楽しみにしたのですが、
ところが、この日も、例の靄。
途上のお茶屋さんでは、
富士山を確認できたのに
頂上間近にして、突如立ち上ってきた、靄。
靄は、あっという間に登山者を追い抜いていって、
山頂から富士山方面の視界をふさぐ形で、
みごとに塔ノ岳山頂をすっぽり覆ってしまいました。
嘆きや苦笑が聞かれましたが、
塔ノ岳山頂を除いては、晴れ渡っていました。
(のちに言葉を交わした年配の方の、「天候不良ではないが、視界0。」というコメントに、非常に深い味わいものを感じました。)
その後、
塔ノ岳から、丹沢山に向かいました。
塔ノ岳山頂から少し下って、振り返ってみると、塔ノ岳だけを雲がすっぽり覆っていたので、思わず苦笑。
片道1時間ほどの、塔ノ岳と丹沢山頂の往復。
丹沢山頂。
塔ノ岳山頂に戻って、下山。
山頂付近では、ハングライダーを楽しむ方。
下山しました。
☆
『日本列島五億年史』
日本列島形成の五億年を追ったムック。
テーマ別・地方別に、
豊富な地形・地質の写真やCGを紹介していて、
夢中になって読めます。
山に登るようになったので、たとえば
じぶんの登っているこの山々、丹沢山塊が、500万年前に遥か南の海からやって来たのか、
などと来歴に思いを致すことができて、楽しいです。