色彩心理
どうもこんにちわ。
小金井教室の野口です。
「顔が真っ赤になる」は恥ずかしい気持ちや憤りを表したり、
「顔が真っ青になる」は体調が悪い様や気持ちの落胆を表したりしますよね。
上記は言葉で感情を表現してますが、
われわれは色を見た時にも様々なことを想起するようです。
一般に赤色は興奮を表す色、黄色は幸福を表す色、青は落ち着きを表す色などなど
色が与える印象を総称して、色彩心理と呼んでいます。
また、色を構成する要素として先ほど呼称した色の名前を色相といい、
それぞれの配所に対して、トーン(彩の鮮やかさと明暗を合わせた表現)があります。
例えば、
①はよくある迷彩柄ですが、こちらは彩度と明度を低く統一したトーンです。
一律して暗い印象を与えるので、目に留まりづらいため迷彩柄として使われているのです。
②は彩度は低いものの明度を高く統一したトーンです。
どんな印象を持ちましたか?
わたしは赤ちゃんを連想し、初々しさや清らかさを感じます。
③はトーンがバラバラですが、色相は青に固定しております。
色々な青が配色されていると、水を連想し涼しい印象や、のどの渇きを想起させるかもしれません。
④はトーンを原色(彩度100%)に統一したものです。
色が互いにぶつかるため、まとまりはないもののワクワク感を連想し、
子供用のおもちゃに使われてそうかなと感じます。
来る色彩検定の試験に向けて、まったく勉強を始めておりませんが、
自分を鼓舞する意味でも色彩に関するブログを書きました。
一度色彩心理を学んでから景色を眺めると、世の中のすべての広告が
意味を持った配色をしていることに気付きます。
そして教室内の彩の悪さに絶句し、教室改善が捗るのです。
興味のある方は勉強してみてはいかがでしょうか。