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東京都教育委員会報道資料

武蔵境教室

定期的に見てはいるのですが、今年はブログを怠け気味で、あぁこれはいいネタになるなぁと思っても文章におこすことがぱったりなくなってしまった武蔵野進学セミナー・武蔵境教室の沼尻です。
そこで、今までの気になったものをピックアップしてみましょう。

平成30年度教育人口等推計(速報値)の概要について(東京都公立小学校児童数・公立中学校生徒数の推計)
資料によると、公立中学校生徒数は平成31年度まで横ばい、その後は増加に転じるとのこと。
平成35年度には本年度実数228,136人に比べ15,310人(6.71%)増の243,446人となるらしく、わが業界にはありがたい上京であります。
これがいつまで続くかというと、公立小学校1年生児童数は平成34年度まで増加傾向であり、その後減少に転じるとのこと。
具体的には。平成35年度には本年度実数98,097人に比べ2,929人(2.99%)増の101,026人となるらしく、+6年の平成41年(新元号になって10年ですかね)までは公立中学生は増加傾向とみてよいのでしょう。
私は、その頃には楽隠居となっていたいものですが、弊社には若い社員もいるので、どこにブレークスルーを見いだすのかが課題になるのでしょうね。

平成31年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告について
30年実施の入試に対する検討会の結果です。
目を惹いたのが、採点ミスを減らすために導入されたマークシートですが、やはりそれ以前の問題として採点ミスの8割近くを国語で、漢字やひらがなの誤字の見逃がほとんど、とのことです。
まぁそりゃそうですよね。
それから、「答案開示」について。ちょっと長いけど引用させていただきます。
「開示請求の受付開始時期を合格者と不合格者で分けたことにより、年度末における開示に関する事務の混乱を避けるとともに、高等学校における新入生受入準備等の他業務への影響を抑えることに一定の成果があった。今後は、開示請求件数の動向を検証するとともに、合格者に対する答案の開示の必要性など、導入の趣旨に立ち返って、本開示請求の制度の在り方について引き続き検討する。」
というように、否定的ととれる分析になっています。
弊社としては、記述の部分点の与え方などが見られることが、指導の方法に大きく寄与してくれるのでありがたいのですが、やはり高校の先生にとっては面倒な仕事が増えることになるんでしょうね。

都立国際高等学校・国際バカロレアコース卒業生(第1期生)について
これは非常に興味深かったですね。
あれだけ注目を集めたバカロレアコースの進路はどうだったんだろう…
海外の大学名が挙げられていましたが、一流とか難関とか言われる名前が並んでいるのには感心しました。
ただ、人数がわからないので、実績としては不明なんですけど。

と、羅列するようになってしまいましたが、東京都教育委員会報道資料から目に付いたもののご紹介でした。

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