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ゲーゲンプレスってご存じ?

武蔵境教室

武蔵野進学セミナー・武蔵境教室の沼尻です。

サッカーファンの方には申し訳ないのですが、私はサッカーというスポーツの面白さがわかりません。
ワールドカップをめぐる代表戦を見ると、何といっても世界最高峰の技術を見られるわけで、私も面白いと思います。
しかし、致命的なのは、私が小学校の頃にサッカー経験者というのはほとんどおらず、休み時間や放課後にやるのは野球ばかりだったという経験値の低さです。おそらく私の下の世代、「キャプテン翼」を見て育った方々からがサッカーに馴染みがあるのではないでしょうか。
そんなこともあって、自分でやったことがないために、TVで観戦しているときに“どこ”を“どう”みるべきなのかがわからないのです。
たとえば、野球の場合は見るべきポイント、ピッチング内容、それを打者がどう打って、飛んだ打球を野手がどう捌くかを自分の知識内で見られるわけです。
ところが、サッカーの場合そうではない。
しかも、俯瞰でみなければわからないところにどうやらそういった要素があるようで、そこに気づけない、あるいは見られないところに問題があるのではないかと思っています。
これを私が「知っている」のは、経験に裏打ちされたわけではなく、サッカー漫画から学んだからです。
前置きが長くなりましたが、今回は私が面白いと思うサッカー漫画を紹介しましょう。

連載中のもので私が読んでいるのは、「Be blues!~青になれ」「アオアシ」「ブルーロック」「Giant Killing」「フットボールネーション」です。
「アオアシ」「Giant Killing」はアニメ化済みだし、「ブルーロック」も今年の10月から放送されるので、ご存じの方も多いかと思います。
今回お勧めしたいのは「フットボールネーション」です。
以下は、ビックコミックのサイトからの引用です。

日本代表/シント=トロイデンVVで活躍する世界基準のボランチ、遠藤航選手、推薦!!!!
「海外選手より身体能力で劣る日本人が、世界で頭を使い戦い抜く為に読まなければいけない一冊であり、僕自身も勉強になりました。」
元日本代表、現在は横浜FCで活躍する、松井大輔選手、感嘆!!!!
「海外に出てプレーしてみて初めて肌感覚で分かる事が、日本で漫画で読めて理解出来るというこの幸せ。自分ももっと若い頃にこの一冊に出逢いたかった!保護者や指導者の皆さんも、必読です。」

そもそも私は蘊蓄系の漫画が大好きなのですが、これも上記引用をご覧いただければおわかりのように、サッカー蘊蓄がつまったものです。
曰く、サッカーは脚の前部の筋肉が発達していてはいけない。
曰く、子供の頃から靴の選び方を学ぶべきだ。
曰く、横隔膜はこう使うべきだ。
もちろん、キーピングの技術や広い視野を得るための初歩などもあります。
これらの蘊蓄がいちいちのけぞるほど面白い。
サッカーをやっている子供たちには是非とも読んで欲しいと思って、機会があると紹介しています。

サッカーというゲームの面白さも漫画から学んだものが多く、連載は終わっていますが「Days」からはゲーゲンプレスなどの戦術を、「アオアシ」からは首振りの必要性、俯瞰視野をどう身につけるかなどを知ることができました。
小学生に聞くと、圧倒的に野球よりもサッカーをやっている子が多いご時世、たくさんのサッカー漫画があり、それらを読むことでいろいろな気付きもあることでしょう。
ネットの動画を漫然と見ているよりは、漫画を読んだ方がいいと私が思う一因ですね。

2016年9月以前のブログはこちら

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