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暗記いつやる?

武蔵関教室

こんにちは。武蔵野進学セミナー武蔵関教室の高崎です。テレビを見ればおせち料理の受注が始まっていたり、箱根駅伝の予選があったりと、着実に年末が近づいている気配を感じます。

共通テストまで本日の時点であと80日ほど。最後の追い込みの時期に入っているといってよいかと思います。今の入試は「暗記で乗り切れるものではない」という話はよく耳にするだろうと思いますが、「暗記が不要」ということはなく、「知識の量」で差がつく場面が実際にはまだ多いのが現状です。どうせ勉強をするなら効率的に♪ということで、本日は暗記をやる時間帯についての脳科学的な考察を。

アメリカのジェンキンスとダレンバックという2人の心理学者が行った記憶の干渉説(他のことで記憶が邪魔される)に関する実験によれば、記憶は「寝ている間に整理される」らしく、6時間または7時間半の睡眠時間が理想的なのだとか。また「寝る直前の記憶ほど残りやすい」とのこと。例えば、寝る直前に布団の中でリラックスしながらマンガを見ている…なんてことをしてしまうと、せっかく覚えたことがマンガによって「上書き」されてしまって、マンガの内容だけが鮮明に残ってしまうという悲劇の結果に。暗記モノはできるだけ寝る前に行って、寝る直前は何もしないのが正解らしいです。もちろん、暗記ではない複雑な学習(計算とか)は時間帯は関係ないので早めにやるのがいいですね。

急に生活リズムを変えろということを提案している訳ではないのですが、寝る直前にマンガを見たり、動画を見たりしている場合は、それをやめるだけでも学習効果は上がると思いますのでぜひ参考にしてみてください。それではまた。

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