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Eat Well , Live Well.

武蔵関教室

こんにちは、武蔵関教室の高柳です。

突然ですが、みなさんは料理の際、好みの味になるように味付けをしていくと思いますが、どんな調味料を使うことが多いですか。(料理をすることが前提ですみません) ちなみに僕はウェイパーです。

なぜその話題からかというと、今日はうま味調味料の「味の素」が発売された日なのです。

もともと人の味覚には、酸味・甘味・塩味・苦味の4つあることが確認されていましたが、日本の化学者によって「うま味」という5つ目の味覚があることが提唱され、昆布に由来する「うま味」の主成分がグルタミン酸だということが発見されました。グルタミン酸は酸ですので、そこに水酸化ナトリウムを作用させたナトリウム塩を精製したものが今日「味の素」として売られています。

「うま味」の存在については長い間議論が交わされていましたが、舌の味を感じる感覚細胞にグルタミン酸の刺激を感じる受容体が発見されたことで第5の味覚として数えられるようになりました。

現在もそのまま「UMAMI」として世界中で通用しています。

ちなみにこのグルタミン酸を発見をした日本の化学者は「池田菊苗(きくなえ)」という人ですが、ロンドンに留学中にあの夏目漱石と一緒に下宿しており、その高い人格と博識さに漱石から非常に高く評価されていた人のようです。

最後に、味の素はうま味調味料ですが、使えば使うほどおいしくなるわけではなく、ある一定の量を超えるとその刺激が頭打ちになります。入れすぎに注意しましょう。

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