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こんにちは、武蔵関教室の高柳です。
いよいよ来週から熱い熱い夏期講習が始まります!ムサシン生の皆さん、自分の限界を突破する夏にしましょう!
さて、今日はタイトルにある通り、僕たち日本人が小学生のときから頻繁に扱っている、円周率(ルドルフ数)について話をします。
とは言えその内容は非常にシンプルで、
「円周率とは何ですか?」
ただこれだけです。
少し前の中学3年生のクラス授業で「有理数と無理数」について勉強をした際、無理数の代表格として取り上げられていたのが円周率すなわちπだったのですが、上記の質問を生徒に投げかけたところ、「π!」とか「3.14!」という答えが多く聞かれました。
この質問の答えは小学校5年生の算数で習っているのですが、円周率そのものの定義を活用する機会がほぼないので仕方のないことかもしれません。
答えは、
「円周の長さ÷直径」
つまり円周の長さが直径のどれだけ分かという割合を計算したもので、その値は一定であり、循環しない無限小数になっています。
15年ほど前の東大の問題で、
「円周率が3.05よりも大きいことを示せ」
という問題が出ました。高校数学の知識が必要ですが、基本は上で確認した円周率の定義が大切です。
ムサシン生の皆さん、ぜひ一度トライしてみましょう!