Yes ,we can.
こんにちは、武蔵関教室の高柳です。
日中と夜の寒暖差が非常に激しい日が続いています。皆様体調にはお気をつけください。
さて、2008年11月4日、10年前の今日、歴史的に重要な出来事が起こりました。
そうです、アメリカ合衆国大統領選挙において、バラク・オバマさんがアフリカ系アメリカ人として建国以来初めて大統領に当選したのです。
「オバマが白人だったら、彼に投票するよ」
約100年前、アメリカの奴隷制度がピークに達した頃、身を粉にして働いて、奴隷主から自由を得た黒人奴隷もいました。ところが、奴隷商人が解放された奴隷一家を襲い、再び奴隷として売り飛ばしたのです。
天国から地獄へ。そんな時代に、黒人がアメリカ合衆国大統領になるなど、誰が想像できたでしょうか。
ところが、オバマさんはこのハンディを克服したのです。
先日アメリカではユダヤ人に対するヘイトクライムが発生し、まだまだアメリカの人種差別が根深い問題であることが浮き彫りになりました。
リンカーンによる奴隷解放宣言、マーティン・ルーサー・キングらによる差別撤廃の運動などアメリカの人種差別問題には長い歴史がありますが、未だ完全な撲滅には至っていません。