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ライジング・ショット

武蔵関教室

こんにちは!

武蔵野進学セミナー武蔵関教室の高柳です。

 

毎月恒例、「今日は何の日」のコーナーです。

すでにタイトルでお分かりの通り、今日は日本テニス界の生ける伝説、伊達公子さんの誕生日です。

今でこそ、錦織圭選手や大坂なおみ選手など世界で活躍、また4大大会を制覇するほど大きく飛躍している日本テニス界ですが、今から20年ほど前、なんとすでに世界のトップに迫った選手がいたのです。

そのレジェンドこそ、伊達公子さんなのです。

 

当時の世界の強豪選手はスピンをきかせたストロークが多い中、彼女は相手の球が自陣のコートでバウンドした直後に球を打ち返す、「ライジング・ショット」という非常に高度な技を得意としていました。まだまだ身体的に劣る世界テスト会の中で、この技術があったからこそ、彼女は世界トップクラスの選手となり、その活躍に世界は彼女を「ライジング・サン」と称賛しました。

 

伊達さんは1989年にプロとして世界ランキング322位でキャリアをスタートし、2年後の1991年には32位、その翌年には21位、またその翌年には13位と、わずか5年ほどの間に世界トップクラスの選手へと羽ばたいていきました。そしてとうとう1995年11月には自己最高の世界ランキング4位を記録することとなるのです。

 

ここでは詳しい活躍の様子については割愛しますが、その活躍の反動もあり、1996年9月に引退を表明。その時点でも世界ランキング8位でした。

のちに彼女は当時を振り返って、「テニスが大嫌いになってしまった。当時は海外で戦う日本人選手も少なく、インターネットなどの発達もしていない当時の環境の中で孤独を感じていた。」(要旨)と語っています。

 

しかし、なんと彼女は2008年に再度現役復帰!

精力的に活動し残念ながら2017年に引退されましたが、その現役復帰に際し、彼女が語っていた言葉に強く感銘を受けたので、最後にそれを武蔵野進学セミナーで学ぶ生徒の皆さんに贈ります。

 

「人間というのは成長を求める生き物だと思うのです。試練を乗り超えて自分のレベルを上げたい。そういう気持ちは誰しも心のなかにもっているのではないでしょうか。」

 

数々の試練を乗り越えた、自分自身と向き合い続けた伊達さんだからこそ、この言葉はより一層心に響いてきます。

 

皆さんの中にも「成長したい」という気持ちは必ずあります。

それを信じて、僕は今日も生徒の皆さんと向き合っていきます。

 

駄目だ駄目だ!あきらめちゃだめだ!

できる!できる!絶対にできるんだから!!

 

、、、

 

あ、これは松岡修造さんでした。

最後このブログはブレましたが、僕はブレませんのでご安心ください。

 

ではまた次回よろしくお願いいたします。

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