非日常性の対価
こんにちは。
新川教室の吉田です。
先日、遅ればせながら、渋谷スカイに行ってきました。
別の用事で渋谷をうろうろしていたら、
たまたま渋谷スカイへと続くエレベーターの前にいて、
それならまあ、折角だから行っとく?
くらいのノリで上って参りました。
単純な高さでは東京タワーやスカイツリーに及ばないものの、
ビルの屋上なので、上空に吹く強い風を直に感じられるということと、
下だけでなく、“上も見える”ところがその特長なんだなと思いました。
(星はまったく見えませんでしたけどね。やはり渋谷は明るすぎる)
この秋オープンしているルーフトップバーでビールを買って、
東京の夜景を見下ろしながら、それを堪能する時間──
いやあ、、、最高に寒かったです!
(風の吹く11月の上空230mは寒すぎますね)
展望階への入場料は1,800円。
ちょうど映画を1本観られる金額です。
ただ屋上へ上がるための値段と考えるとちょっとお高く感じられますが、
闇中での物語没入という非日常空間への対価が映画代なのだとすれば、
「高所」という非日常空間への対価も、
それと同様で然るべきなのかなと思ったりもします。
非日常性──
日常を生きる我々は、それを求めて止まないのです。