出世鍋?
こんにちは。
新川教室の𠮷田です。
季節がら、よく鍋を食べます。
(鍋を食べるといっても、もちろん鍋そのものではなく、
“鍋料理” を食べるという意味です。
テレビを見ると言ったら、テレビそのものでなく、
“テレビ番組を見る” という意味に他ならないのと同じ、簡易的表現ですね)
始まりは、ちゃんこ風の鶏だんご鍋でした。
和風だしで、鷄だんごと野菜をぐつぐつ煮込み、
とても美味しくいただきました。
残った汁にうどんでも入れて〆ていれば、
それで事は済んだのでしょう。
ところが、寝る前の炭水化物を控えようというダイエット志向が働き、
〆ずに放置した残りの鍋汁──
昆布やら鷄やら野菜やらの旨味がたっぷりとけ出しており、
捨てるには、いかにも勿体ない。
どうせなら、そこにさらに具材を加え、
より豊潤な鍋を味わってやろうじゃないか!
と思ったのが、運の尽き。
シマチョウ(牛のホルモン)と、ニラと、キャベツをぶち込んでモツ鍋を喰らい、
それまたあえて〆ずに、残りの汁にキムチと豚バラと豆腐を放り込んで、キムチチゲを堪能し、
ラーメンにでもして、食べ切ってしまえばいいものの、
強いてそうせず、ついにはカレールウを、いざ投入!
水菜、舞茸、鶏モモを追加して、
カレー鍋として、見事、大輪の花を咲かせるに至りました。
(最後は、旨味の百花繚乱!とでも形容すべき、
実に豊穣で極上なカレースープに、舌鼓を打ちました)
ちゃんこ鍋→もつ鍋→キムチ鍋→カレー鍋
いかがでしょう?
出世魚のブリに勝るとも劣らない、
壮観なフローチャートであると自負しております。