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新川教室

こんにちは。

新川の𠮷田です。

 

先日の日曜、半年間ずっと楽しみに見てきたTVドラマ『真犯人フラグ』がついに完結しました。

2019年、社会現象となった『あなたの番です』と同じスタッフが手がける作品ということで、

放映開始当初から期待値は高く、激しい考察(犯人当て)の嵐に晒され続けたにも関わらず、

最後の最後まで、誰が真犯人か決定できない巧妙な構成によって、

見事に多くの視聴者を欺き通しましたね(僕も完全に騙されました)。

 

ミステリーはもともと好きな方で、

小学生のときは学級文庫の『マガーク少年探偵団』にはまりましたね、

それはもうどっぷりと(今でもときどき図書館へ行って読み返します)。

アメリカの片田舎の謎解き大好き小学生が集まり、

それぞれの特技を活かして、街で起こる難事件を軽快に解決していくその様に、

それはまあ心躍らせワクワクしたものです。

 

その後、漫画『金田一少年の事件簿』にもはまりましたが、

同時に古典ミステリー小説も結構読みましたね。

印象に残っているものを幾つか挙げると、

 

エドガー・アラン・ポーの『黒猫』

コナン・ドイルの『まだらの紐』

ガストン・ルルーの『黄色い部屋の謎』

江戸川乱歩の『人間椅子』

 

などですが、中でもピカイチに評価しているのが、

アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』です。

物語の導入、秀逸な舞台設定、事件進行中のスリリングな展開……

難解な謎、不明な犯人、意外な形で明かされる全貌、えもいわれぬ読後感……

などなど、この作品の優れたところは枚挙に暇がありませんが、そんなことはさておき──

とりあえず、タイトル、かっこよすぎません?

『そして誰もいなくなった』って。

 

元の英題を調べてみると、

『And Then There Were None』

うーん、原題もかっこいいですね。

実はずっと、『And Then No One Was There』だと勝手に思い込んでおりました。

ですが、原題の方が、先に Were ときて、それから None ときますから、

たしかにこの方が、もともと複数人いたのが、最終的に0人になった感が出ますよね。

None だから、単数で Was じゃないのか?と思って辞書を引くと、

none 単独で用いて「誰も〜ない」という意味をなす場合は、複数形あつかいが一般的なのだそうです。

なるほど〜、勉強になりますね。

 

ちなみにこの『そして誰もいなくなった』、

今まで世界で売れた本ランキング第8位とか9位とか10位とかにランクイン

(ミステリー小説としてはぶっちぎりの1億部!)するほど、世界中で読まれています。

順位がまちまちなのは、「本」の定義とか、部数のカウントの仕方がサイトによって異なるからなのですが……

さて、ここでクエスチョン。

今まで世界で売れた本、第1位は何でしょう?

これはどのサイトを見ても揺るぎなく1位であり、発行部数も圧倒的で他の追随を許しません。

 

どうです? わかりますか?

ちなみに僕も持っています。

旧いのも、新しいのも。

あ、これ大ヒントですよ(笑)

僕からの景品はありませんが、正解者にはきっと、神様の祝福が与えられることでしょう。

解答者のみなさんに、どうか神のご加護のあらんことを。

 

2016年9月以前のブログはこちら

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