星に願いを
こんにちは。
新川教室の𠮷田です。
今日は7月7日。
七夕ですね。
岩明均の『七夕の国』(漫画)が思い起こされます。
岩明均といえば『寄生獣』が有名ですが、
僕の中では『七夕の国』こそが彼のマスターピースです。
わずか4巻完結の短い物語ですが、
その発想力、構成力、エンターテイメント性、
どれをとっても抜群なんですね。
異能力要素あり、異世界要素あり、謎解き要素あり、
恋愛要素あり、歴史大河要素あり、SF要素あり……
とにかく読者をわくわくさせる要素がてんこ盛りなので、
非常に密度の高い読書感を味わえます。
岩明均の作品はどれもクオリティが高いので大好きですが、
現在連載中の『ヒストリエ』──
マケドニアのアレキサンダー大王がまだ王子だった頃の
古代ギリシア周辺世界を描く物語なのですが、
これまためっぽう面白い!
しかし、それ以上に連載が遅々として進まない!!
単行本でいえば、最新の11巻が出てから丸3年が経過した現在、
いまだ12巻発売の噂すら聞こえてきません。
むしろ聞こえてくるのは、連載打ち切りの噂ばかり……
さて、お星さま、お願いです。
どうか『ヒストリエ』の連載が、
ちゃんと完結まで続きますように。