時間跳躍
こんにちは、武蔵野進学セミナー新川教室の大東です。
時間って何なんでしょうね。
気付いたら過ぎていることもあれば、
全く進んでいないなんてこともありますよね。
ところで、この前の日曜日に少し面白い体験をしました。
その日は、あまりにも疲れていたのか、朝から起きては寝てを繰り返して、
完全に目が覚めたのは夜の8時過ぎでした。
ただ、私には時間が全く分からず、さらには曜日や日付まで思い出せなかったのです。
(寝ぼけていただけかもしれませんが)
しかし、この時間が分からなくなるというのは非常に興味深い現象だと思いました。
なぜなら、今までは時間はとめどなく流れているもので、それは意識されていようがいまいが、「今」「ここ」の私によって認知され続けるものだと考えていたわけですから。
にしても、この時間が分からなくなるというのはどういうことなのでしょうか。
時間は過去から現在、そして未来へ向かって際限なく伸び続ける数直線のようなものと捉えると何となく見えてきそうですね。
私たち人間の意識、それも「今」「ここ」にいるという意識もこの時間数直線上のどこか1点に存在するものとして考えると、寝ている間は、そうした意識は「今」「ここ」ではないどこか(夢の中)にあるはずですから、「今」「ここ」という数直線上には存在しないということになります。
そして、目が覚めると「今」「ここ」に意識が戻り、再び時間の流れの中に身を置くことになります。
しかし、目覚めた直後から時計などで「今」を確認するまでは、「今」という地点を認識することが出来ず、結果として日曜日の私のように時間が分からなくなるのでしょう。
そして、これを繰り返すことで、時間だけでなく曜日や日付というものも曖昧になっていくのでしょう。
要するに、時間というものは連続した意識が連続した時間の流れの上にあって認識されるものではないかななんて思うということですね。
また、その流れが切れると、時間を飛び越えたようなそんな気分になって、周りから寝ぼけすぎだなんて言われて笑われてしまうのかもしれないですね。
では、また。