人類最大の発明
こんにちは。新川教室の佐々木のぶです。
人類最大の発明!
かのアインシュタインがかつてそう言ったといわれているものがあります。
かのアインシュタインが言った訳ですから色んな事物が頭をよぎりますね。
タイムマシーン?
1818。
ここで恒例の文字数稼ぎのコーナーです。ブログが一覧表示された時にネタバレが含まれないようにするための措置です。
今回はなかなか稼ぎが悪いので、落ち着くために素数でも数えてみますか。
2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 57・・・
おっと、勢い余ってグロタンディーク素数を入れてしまいました。
グロタンディークはドイツ出身のユダヤ系フランス人の数学者だそうです。
数論幾何という用語を提案したのもグロタンディークなんだそうです。
知らなかったですね!
さぁ、はたしてアインシュタインが人類最大の発明と呼んだものは何なんでしょうか??
そ・れ・は・・・
「複利」
だそうです。
複利というのは金融用語で、利子に関する言葉ですかね。
金利を選ぶなら単利より断然 複利 ですよね!(返済時は余裕で単利ですよね!)
複利は一定期間経過後に発生した利子を元本に組み入れる事ができる金利の事です。
1年複利20%(夢のような金利)だった場合。(返済時は地獄の金利・・・)
100円預けると
1年後は100+100×0.2=120円
2年後は120+120×0.2=144円
・・・
となっていきます。
単利だと2年後はたったの140円です。
4円位と思うかもしれないですが、これを何年も繰り返すと大きな違いとなってきます。
アインシュタインがどんな場面で「複利」と言ったのかはググってもよく分かりませんでした。
はたして本当に金融用語としての複利の事だったのでしょうか。
ここからは個人的な見解です。
この発言の裏には人類最大の発見(の1つ)の話が含まれているんじゃないかなーと思っています。
人類最大の発見(の1つ)は数学の定数である「自然対数の底 e」です。
対数は高校の数学でお目にかかるので、よく分からんでもいいです。
ただ「自然対数の底 e」は数学界では円周率πと並ぶ重要な定数なんです。
「自然対数の底 e」の定義あるいは導出方法は色々あるようなのですが、
その1つに1年複利100%(1年後に資産が倍!)の利率を設定して、
利子を元本に組み入れるタイミングを1年後ではなく、半年ごと、四半期ごと、1ヶ月ごと、10日ごと・・・
とどんどんとその期間を短くしていくと資産総額は1年後どうなるんだろうと考えた人がいました。
その結果出てくる数字が e (=2.718281828・・・)という無理数なんです。
1年後には資産は e倍になっている訳です。
eはとっても便利な性質を持っているので数学や科学でかなりよく出てくる定数です。
eの発見にリスペクトしてそんな発言をしたんじゃあないかななんて勝手に思っています。
eに早く出会いたいなーなんていう中学生がいたら是非予習しちゃいましょうよ!
そんな訳で今回は 人類最大の発明 についてでした!
ではー
のぶ