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令和6年都立入試問題分析~理科

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2024年度都立入試理科の分析です。

● 総評
大問1(小問)や大問4(生物)が解きやすく、大問6(物理)も昨年度よりは正答率が上がると私は予想しています。ゆえに、平均点も上がるのではないでしょうか。(昨年度平均点59.4)

● 大問1 小問
都立入試では分類する問題が度々出題されますが、問3がそうでした。問1(化学変化のモデル)も過去に何度も目にした形式ですし、問6も出題されたことがあります。
過去問演習を徹底しておきたいところです。

● 大問2 レポート問題
ここ3年で大問2の正答率が低下してきていますが、今年度も問2や問3など思考を要する問題が出題されていました。
大問1と比べて解きにくい問題でした。

● 大問3 地学
予想通り天体が出題されましたが、過去の出題と比べてテーマのわかりやすい問題だと感じました。
問4は丸暗記ではない本質的な理解が必要な問題でした。(過去にもそのような出題は見られました)

● 大問4 生物
中1の内容が出題される場合、光合成を扱った問題が多かったのですが、今年度もそうでした。
最近の大問4では実験について考察する問題が頻出でしたが、昨年度同様に今年度もそれはありませんでした。

● 大問5 化学
化学で中1の内容が中心の出題は都立では少々珍しい印象でした。ただ、内容的には典型的なテーマであり、化学は学年にとらわれない総合的な学習を心がけたいところです。
また、棒グラフの問題が3年連続で出題されました。
今年度は計算問題もあり、解きにくいと感じた受験生も多かったのではないでしょうか。

● 大問6 物理
昨年度が中2単元だったこともあり、今年度は中3単元(仕事とエネルギー)でした。
定期テストでもよく出題されるような典型的な実験がテーマでしたので、昨年度の大問6よりは解きやすかったのではないでしょうか。

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