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令和6年都立入試問題分析~英語

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こんにちは。
武蔵境教室のK0ガです。

今年の都立入試の英語の問題について書いてみようと思います。

【スピーキングテスト(ESAT-J)】

今年も11月末に行われました。2回目のスピーキングテストでした。
問題の内容は前回の試験とそう変わらないと思いますが、
採点が初年度に比べたら厳しくなっているように感じました。
まだ発展途上なのでデータを集めつつ塾として対応できるように頑張りたい思いです。

また試験日程が2学期期末試験の次の日曜なので、直前での対策授業などは難しいところがあります。
なのでスピーキングテスト対策は早めに行うことが大切です。
夏期講習中や9月、10月中に個別指導・クラス授業の対策講座をやるので是非とって下さい。
11月は期末試験の勉強をするべきです。

以下本編です。

【大問1】リスニング

例年通り、記号問題×4・記述問題×1の計5問です。
難度も例年と変わらないと思います。
1回目の放送で設問を聞いて2回目で解答部分を探す練習をしていれば得点できそうです。

ただ問題BのQ1は”How old~?”(何歳?)に対する答えが「two months old」(2か月)なので
「~years old」を探して聞いていたら間違えてしまうかもなと思いました。

記述問題はなかなか答え難いものだったので、とにかく記号問題4つは確実にとれるよう訓練しましょう。

【大問2】図表読み取り・英作文

これも例年通りです。難度は低めだったと思います。
英作文に特徴がありました。
「最近あなたを感動させたものはある?」という質問に英文3つで答える問題だったのですが、
これは平成24年度の都立入試の英作文のテーマと同じでした。
武蔵境教室では受験期直前にたまたまその問題を練習していたので
スラスラ書けたと採点会の際に話していました。

【大問3】会話文読解

例年通りです。簡単でした。
大問3の答えは大抵下線部の直後にあるので、それを探すだけでかなり得点できる。そんな問題でした。
問4だけ答えが下線部のうしろにあったので、そこだけ注意です。

【大問4】長文読解
例年通りです。難度も少し前の年度に比べたら易化したと思われます。
大問4で時間がかかりすぎてしまう場合は

・まず最初に問2の並び替え問題に目を通す。
・段落を一つ読み終える度に今の段階で答えの出せそうな問題を問3、問4で探す。

これをするだけでかなり時間短縮ができると思います。
実際に武蔵境教室の生徒で20分かかっていた生徒にこの方法で解いてもらったところ15分で終わり、
5分も短縮できたことがあります。

【まとめ】まとめ
問題形式などの変化が全くないし、
全体的に易化しているので平均点は去年より5点以上あがるのではないかと思われます。
過去問演習をしっかりとやっておけば80、90点とれるようになると思います。
おそらく今年度も同じような問題になるのかなと予想しますが、
来年度は教科書の改訂に伴って何かが変化するかもしれません。
(前回の教科書改訂のときに英作文の出題方法が変わった&全体的に英文が長くなった)

また、大学入試の方向性に沿って都立入試の内容が変更されるということもありそうなので
大学共通テストの傾向などもチェックしていく必要があります。

長文失礼しました。

2016年9月以前のブログはこちら

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