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すごいやつら

吉祥寺本校,武蔵境教室

こんにちは

武蔵野進学セミナー吉祥寺教室・武蔵境教室の麻生です。

今日は植物の話。

みなさん日頃お世話になっていますね。

私たち動物が地球上にこうして生きていられるのも

植物のおかげです。

光合成ってやつですね。

何十億年も前ですが、それによって空気中の酸素が多くなったおかげで

私たち生物は思う存分呼吸することができているのです。

今日はさらに最新の研究でわかりつつあることを書きます。

私も最近テレビで知ったことですが、

なんと植物は互いに情報をとりあったり、養分をわけあったりして共存しているのだそうです。

びっくりですね!

どのようにしているかというと・・・

例えば、ある植物の葉に虫がついて、食われているとします。

そうすると、その葉は、その虫にとって毒性のある物質を細胞で作り出し、

食われる被害をくいとめようとするのですって・・・。

それだけではなく、その物質を気孔から空気中に出し、それを通じて

周りの植物たちに近くに虫がいることを知らせるのだそうです。

実際、実験してみると種類に関係なく、周りの植物の葉がこぞってその物質をつくりだす

準備をするそうです。

さらに、土の中でも・・・。

そこにはいろいろな植物の根がありますが、

それらに菌がくわわって、互いに養分のやり取りをしているそうです。

どういうことかというと、

菌は、菌糸といわれる糸状になって、たくさんの根にからみつき、

それらでネットワークの状態を築くのですって!

例えば、日当たりのよいところの植物が、思いっきり光合成をします。

それで作られた養分が、根から菌糸にわたり、菌糸から日当たりの悪い

植物の根にわたることで、光合成がうまくできない植物を助けているそうです。

菌自体も根から根に養分をわたすとき、おすそ分けで養分をもらって生きることができますので

いいことだらけです。

植物が、こうなるように計画してつくりだしたわけではなく、

奇跡的なことが偶然重なった結果だと思うのですが、

それでも、私は植物ってすごいなって思ってしまうのです。

人類も見習いたいものです。

あらためて、植物ってすごい!!

 

ではまた。

 

 

 

 

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