プライムナンバー
こんにちは
武蔵野進学セミナー武蔵境教室・武蔵小金井教室・三鷹教室の麻生です。
今日も動物雑学です。
本当は日々の生活の中で、ふと思ったこと、印象に残ったことなどを書きたいのですが、
私なりの日常だと、みなさんに喜んでいただけるようなことはそうそうないので、
正直ネタに困っておるのです。
ゆえに、そんなことがおこるまで、または私の気が済むまで、動物雑学で攻めようと思っております。
で・・・今日はセミ・・・。
セミと言えば、およそ7年もの間幼虫として土の中、
そしてサナギにならずに成虫となり、やっと土から出れたと思ったら、
やっと太陽の光を浴びれると思ったら、わずか1週間で死んでしまう・・・。
気の毒に・・・。
でも、それは人間たちの勝手な思いで、セミたち自身は、
”太陽の日差しがあつくってかなわね~。これなら土の中のほうがよかったな・・・。”
って思っているかもしれません。
って、そんなことを言いたいんじゃないんです。
では何かって・・・。
アメリカではある種のセミが決まって13年ごとに大量発生する。
また、違う種のセミが決まって17年にごとに大量発生するんですって・・・。
そりゃあセミだって、種類が違えば土の中にいる期間も違うでしょうが、まあずいぶん長いこと土の中にいるんですね。
それはいいとして、13と17って何か気づきませんか・・?
そうです、ともに素数なんです。
だから何かって・・?
実は長年、このことが謎だったんです。ただの偶然?それとも何か理由があるのか?
その謎を解明したのが日本人の研究者。
なんでも、定期的に大量に発生することで他の種類のセミとの交雑が大幅に少なくなり、
種の保存にとても有利なのだそうです。
その周期も長い方がいいし、ましてや素数だと、例えば、それら2種類のセミたちが交雑するのは
13と17の最小公倍数の221年ごと・・・。
素数で、数が大きいほど、交雑する可能性が少なくなり、種の保存ができるよね!
ましてや、その都度大量発生すればなおのこと!!ってはなし。
なるほどな~って思いました。そもそもセミって交雑するなんて考えたこともなかった。
アブラゼミとミンミンゼミとの雑種って見たことも聞いたこともないし・・。
てなことで今日の話はおしまいですが、
タイトルのプライムナンバーって何のことか・・・。
そうです、素数を英語で言うとプライムナンバー(prime number)っていうんです。
なんかかっこいいでしょ。
ではまた。