室長会と都立高校推薦入試
こんばんは。
武蔵野進学セミナー武蔵小金井教室の石動です。
今日は月に一度の教室長会議がある日でしたので、
吉祥寺本校に多くの先生方が集まりました。
会議をする理由は多々あるでしょうが、
私が一番大切にしていることがあります。
それは
「第三案を見つけること」
です。
利害が対立したり、教室によって方向性が違ったり、
意見が分かれたときにどうするか。
どちらが正しいか議論しても結論は出ません。
なぜならどちらも正しいから。
ゆえに知恵を出し合って第三案を考えることこそが
集まって話す意義だと思っています。
都立高校の推薦入試では集団討論が行われますが、
武蔵野進学セミナーでは毎年この時期に対策授業をしています。
「制服と私服ではどちらがよいか?」
「リーダーシップに求められるものは何か?」
「大人になるとはどういうことか?」
様々なテーマを扱いながら、教科書的ではない学びを
深めてもらっています。
意見対立をどう昇華させるのか。
珍解答に爆笑したり、煮詰まって沈黙したり、
頭と心をフル回転させる時間がそこにはあります。
(私は個人的にこの対策授業が大好きです)
人の意見をくみ取り、感情に寄り添い、
押しつけではなく自分の意見を伝え、
どうすればよりよくなるかを一緒に考えられる人。
今回の対策授業と推薦入試をきっかけに、
そういう人になっていってくれたらと切に願っています。
あと一週間精一杯準備していこうね。