ラブレター
こんばんは、みなさん。
武蔵野進学セミナー武蔵小金井教室の打江です。
受験シーズン。
ある、ラブレターを思い出します。
残念ながらこれは、私が受け取ったものではありません。
私が書いた、渾身の”恋文”です。
中学2年生のころ。
私には、ひとつ年上の憧れの先輩がいました。
その先輩が高校受験をする季節。
私は勇気を出して、ラブレターを書いてみたのです。
『先輩、受験、頑張ってください。』
ただこれだけのメッセージを、
私は何回書いたことでしょう。
このために特別に買ってきた、
くまのパディントンの便箋。
直接手渡す勇気がなかったので、
同級生のお姉さんにお願いして、
その先輩に渡してもらいました。
What a pure girl I WAS!
その後、先輩は志望校に合格しました。
実はここからが私の、
本当のドキドキが始まります。
日曜日の午後1時になると
その先輩から家に電話がかかってくるように。
(家族が出る前に、猛ダッシュで電話に出ます!)
急いで自転車で家を出て、
つかの間の、公園噴水デート。
いや、デートではなく、これは”お話し会”か?
この、ドキンちゃんのひとときは
さくらの季節まで続きました。
そして、さくらの花びらの色のように、
淡く淡く、そのあたたかい思い出だけを残して、
静かに終わりました。
繰り返します。
HOW PURE I WAS!!
受験生のみなさん
ひとりひとりの心に、
早くさくらの花が咲きますように。
それではごきげんよう。