つながり、復活。
強い、ってなんでせう。
こんにちは。
武蔵野進学セミナー武蔵小金井教室の川原です。
プロ野球の試合を見ていて、強いチームってなんだろう、と考えたりします。
ホームランを打てる選手がいるチーム?
もちろん、ホームランは野球の醍醐味で、一発で試合をひっくり返してしまう怖さがあります。
しかし、毎試合、すべての選手がHRを打ち続けるなんて無理なはなしで、その度合いでチームの強さが決まるわけではないと思います。
守備がうまいチームが、強いのでしょうか。
老舗の野球ニュース番組では、番組終盤に、その日のファインプレーを特集します。
しかし、美技で魅せた選手のチームが勝利するとは限らないことは、そのファインプレー特集に登場する選手と、チームの勝敗を見比べれば、一目瞭然です。
野球で強いチームって、打線がつながるチームじゃないか、と私は独断と偏見で思ったりするのです。
たとえ、2アウトからでも、ぽんぽんとヒットが連発して出て、気が付いたら、3点も4点も取れてしまっている、という。
わたしのひいきのチームが、このゴールデンウィーク中、勝ちに勝ちを重ねて、好成績を収めました。
じつは、GWに入る前は、なんだかなあ、という感じで、すこし冷めた気持ちで動向を追っていたのです。
投手が粘って投げても、打線が打つ雰囲気がしない。
わくわくしない。
そして、この連休中。
「この選手、一軍に入って試合に出だしたときは、打撃がもっと強い選手だったのになあ。」という気持ちで見ていた選手が、一本タイムリーヒットが出たのをきっかけに、ヒットを量産。
すると、とぎれとぎれで単発だった打線が突然つながって、あれよあれよと大量得点。
9点取られた後に、12点取り返す、というプロ野球史に残る大逆転劇さえ、やってのけてしまったのです。
チームで戦う世界では、個人のファインプレーだけで状況を変えることは、むつかしい。
高いレベルの個と個が、ぴったりとあわさって、化学反応を起こしたときに、優れた結果を残す。
そんな光景を、まざまざと目の当たりにして、感動した今日この頃でした。
おしまい。