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平成30年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について

武蔵境教室

武蔵野進学セミナー・武蔵境教室の沼尻です。
一昨日、例年発表される都立入試の結果分析が公表されました。
今年の結果を見てみると、国語以外の4教科すべてにおいて大きく平均点が上がっていることに気づきます。
英語:昨年57.8点→68.0点
数学:昨年56.3点→66.5点
この2教科は10点程度上がっていますし、
社会:昨年58.6点→61.5点
理科:昨年55.9点→61.5点
こちらも3~6点程度の上昇です。
国語だけが昨年69.5点→65.9点と下がっているものの、概ねかつてない易化であったことがわかります。

当教室でも、474点という私の担当した生徒で最高得点をマークしていますし、他の生徒も、都立共通問題でとれる限界だと私が考えている430点を軒並みとってきているので、易しかったんだろうとは思っていましたが、ここまでとは思いませんでした。
2月のブログで私は、社会の問題分析として
「記述は昨年同様の2題でしたが、完答問題が7題と大幅に増えました。
設問は易化していると思いますが、知識をきちんと身につけていない生徒にとっては厳しかったかもしれません。
ということで、やや易化して平均点は60点くらいかと予想します。」
と書いているのですが、ほぼ正解でした^^
しかし、国語はもう少し下がるのではないかと考えていたのですが、やはりとれる生徒はとれるけど、とれない生徒はとれない、という傾向が強かったんだろうと推測されます。
当教室の教室長である伊藤は、「平均大幅上昇という現象に飲まれた生徒が何人いたことか…」と言っていましたが、この傾向が来年も続くようだと、合否の判断が難しくなりますね^^;

2016年9月以前のブログはこちら

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