平和を願って

こんにちは。武蔵野進学セミナー武蔵関教室の高崎です。夏期講習も残りわずかになりました。残された時間を大切にして最後まで頑張ってほしいと思います。

さて、東北地方の出身者にとって、修学旅行の定番中の定番の行き先である「日光東照宮」に３０年ぶりくらい(歳がばれる…)に行ってきました。以前見た変わらぬ景色があった一方で、「こんなのあったかな？」という見覚えのない美術館が近くにあったりしました。有名どころの「見ざる・言わざる・聞かざる」の彫刻を見たり、「泣き龍」の音を聞いたり…までは以前行った時の記憶のままでしたが、徳川家康のお墓があるのは奥の階段をずっと登った先で、かなり奥の奥まで行かないとたどり着かない場所にありました。修学旅行で行った記憶がないので、この場所に行くのは初めてのはず。ここで初めて「眠り猫」の存在を知りました。「猫がずっと寝ていられるくらいに平和な時代が長く続きますように」という願いがこもっているそうです。まさに今、世界の平和と安定が続くかどうかという重要な時期にあると思います。終戦記念日の時期には広島や長崎が注目されがちですが、こんな場所にも平和の祈りを感じることができて新鮮でした。自分は世界の平和をどうこうできる立場ではないので、身近なみなさんの平和を祈ってきました。

日光に行ったのは中学校３年生の時でしたが、当時はそんなありがたい場所という気持ちも全くなく、与えられたコースをただ巡っているだけだったなあと思い出します。それも含めての思い出ですね。夏がもうすぐ終わります。人それぞれですが、「いい夏だった」と思える夏にしたいですね。それではまた。