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燃え尽きた後のモチベーション維持

武蔵関教室

こんにちは。武蔵野進学セミナー武蔵関教室の高崎です。

教室内も新年度が始まって「新年度は気持ちを入れ替えてがんばるぞ!」という昨年度の反省を踏まえた前向きな声が最初は多く聞こえていましたが・・・?

最近はゴールデンウイークが目前のタイミングもあって「今日だけはお休みで」「明日になったらやりまーす♪」・・・なんてことはないでしょうか?。特に入試で燃え尽きてしまった新中1・新高1のみなさんは当てはまる生徒さんもいるのではないでしょうか。もう一度あの努力をしないといけないのかと考えると、腰が重くなってしまうということはよくあることだと思います。毎日少しづつやっておけば入試前にあんなに大変な思いをしなくてもよかったのでは?という反省の気持ちの一方で、直前にあれだけやれたのだから、また同じように追い込まれれば頑張れる力が自分にはあるんだ!という別な意味での自信もあるのかもしれません。ただ、これまでよりも学年が上がっていて、学習内容の量と難易度が上がっていることは間違いなさそうなので、同じように直前で追い込みをしても時間切れで終わってしまうということは簡単に予想できそうなことです。それでも「先のことを楽観的に考える」ことは、人の習性らしく、自分の意志の強さだけではコントロールできるものではないようです。

 

では、どうすればよいのでしょうか。行動経済学者のハワード・ラクリンによれば、「毎日同じ行動をするように心がける」とよいとのこと。最初は負担感がありますが、習慣になってしまえば苦にならなくなってくるといいます。1日1時間であっても積み重ねれば1年で365時間です。直前で挽回できるものではないことは当然ですが、やり始めて初めて「時間が足りない」と感じるものです。習慣はすぐには身につくものではありませんので、春のこの時期にこそ時間の使い方の見直しをしたいものですね。また、多忙な日々の中で最終目標を見失ってしまっていることもモチベーションが維持できない原因といいます。最終目標をこまめに思い出すようなタイミングを意識的に作り出すようにすることもモチベーション維持には有効らしいです。

 

それでもゴールデンウイークは遊びたい!というそこのあなた!それは正解らしいですよ。遊んだ後のほうが勉強の効率が上がるという研究結果があるらしいので、またの機会に考察したいと思います。それではまた。

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