1310
こんにちは。
新川教室の𠮷田です。
今回、久しぶりにブログを書くにあたり、
自分が最後に書いたものを読み返してみたのですが、
その日付が……なんと2018年3月13日!
ざっと3年半。
正確には1310日ぶりのブログになります。
その年、高校へと送り出した教え子たちは、
一般的な進路を進んでいれば、今はもう大学1年生の後期を迎えているわけで、
いやはや時間の経つのは早いもの、
まさに光陰矢の如しといった心境です。
過去のブログにてしばしば
アニメーション映画について言及してきた僕ですが、
この3年半を振り返ってみると──
2019年 ドラゴンクエスト
2020年 鬼滅の刃
2021年 シン・エヴァンゲリオン
これらが各年のモスト・インプレッシブ・ムービーと言えそうです。
(あくまで「最も印象的」だった作品です。
決して「最も面白かった」とか「最も良かった」という意味ではありません)
『ドラクエ』に自身のアディクティブな少年期を肯定してもらい、
『鬼滅』で現在のキャラ偏重な時代の熱と勢いを肌で感じ、
そして『エヴァ』でエイムレスな青年期の禊を済ませました。
3年半──
短いようで長く、長いようで短いこの年月の間に、
価値観、テクノロジー、人々の嗜好、
その他諸々の在り方が凄まじい速度で変化する中で、
自身の変容と、時代の変容と、
どちらが先で、どちらが後なのか、
そんな問いを立てたところで、
それは鶏と卵のジレンマのように、
決定不可能な事項である気もします。
アニメ業界の在り方も大きく変容しましたね。
Amazon prime、Netflix、Hulu、U-NEXT
などの動画配信プラットフォームが隆盛し、
TVアニメは完全に斜陽です。
2019年の10月、
ゴールデンタイムからアニメ枠が完全に消滅したのは、
実に象徴的な出来事でした。
(現在は、テレビ東京の18:25〜19:55 の枠で
『妖怪ウォッチ』『ポケモン』『シンカリオン』が放映されています)
僕自身、TVアニメを観ることはめったになく、
観るなら専ら Amazon prime か Netflix ですね。
(HuluとU-NEXTも1ヶ月の無料体験だけはしっかり済ませています)
太古の昔、かのヘラクレイトスが喝破したように、
万物は流転するのです。
けだし加速度的に!
そんな当たり前のことを再認識した、
1310日ぶりのブログなのでした。