勢いは正義
こんにちは。
新川教室の吉田です。
昨日12/19、M-1決勝戦が開催&放映されました。
最終ラウンドに残ったのは、
インディアンス、錦鯉、オズワルドという
まあ、実に妥当な3組。
波乱は起きませんでしたね、ええ。
3連単ならいざ知らず、
3連複だったら、せいぜい3,7倍といったところでしょうか。
毎年思うことですが、やはりM-1を制するのに必要なのは、
“勢い” なんですよね。
もちろんテクニックやセンスだって欠かせない大切な要素ですけれども、
それらを凌駕し、ねじ伏せてしまうのが、勢い。
勢いの現れはネタ中にもあって、
それは換言すると、“尻上がり” であることです。
M-1でベスト3に入ろうとするならば、
漫才の始まりから終わりまでのオーディエンスの反応(ウケ)の大きさをグラフ化したとき、
少なくとも一次関数(右上がりの直線)的な上昇、
理想的には二次関数(放物線)的でなければならない……に違いない……
It must be rising!!
ということです。
そこへ来ると僕の推していた真空ジェシカは、
なんというか、0次関数的な笑いに終始してしまったという印象ですね。
y = 6 みたいな。
x軸に平行みたいな。
じっさい彼らの漫才は面白かったですし、個人的にはとても好きなのですが、
残念ながら、放物線を描くような爆発力はありませんでした。
10組中6位……
まあ、妥当といえば妥当かもしれません。
とはいえ、彼らはコンビ結成9年目。
まだ6年=6回のチャンスがあるわけです。
小学一年生が卒業するまでの間に、
真空ジェシカの “勢い” を目の当たりにしたいものです。