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田無教室の桜の木に葉が萌えだしました!
花の脇の緑色のくるっとまとまったものが芽吹いた新葉です。
まだまだ色も厚さも薄く、つるつるしています。
これから大きく葉を広げていくのが楽しみです。
現在田無教室に通う新高3生は、AO入試を希望する生徒が多いので、
今のうちから小論文対策を始めています。
小論文で大切なのは、順序立てて意見が言えているか・論旨に一貫性があるか・誤字脱字がないか
求められた問いに答えられているか等、相手ありきの文章を書くことに加え、
その子の中に「キラリ」と光るものが表現できているか
も大事だと思っています。
AO入試は学力試験が無い分、いかに自分の熱意ややる気をアピールできるかが合格のカギです。
しかし通常(一般試験)のような試験が無く、早い段階(秋ごろ)には結果がでるということから
AO入試を希望する生徒がとても増えています。
そのため倍率もグングン上がり、なかなか昔のようには合格できなくなっています。
受験者数が増えた分、「キラリ」と光る子のみを入学させたいというのが学校側の本音なのだと思います。
ただ、私は『どんな子にもキラリと光るその子だけの輝き』があると強く信じています。
なかなか表に出てこない子もいますが、それは輝きを出し切れていないだけです。
何が好きで、何が得意かわからないという子は、
輝きの原石が磨ききれていない もしくは
原石が多すぎて、何が本当に磨いていきたいものなのかが決めきれないだけなのだと思います。
先日、AO希望の高3生(中2の時から通い続けてくれている子です)の授業で、その子の原石を一緒に見つける作業をしました。
その子は児童館の先生を目指しており、大学では児童心理を学びたいと思っているそうです。
でもまだ高校生。
当然意志にぶれがあったり、自分の気持ちや熱意をうまく言葉にできなかったり…
夢や希望が多すぎて、ときに発言が支離滅裂になってしまうこともあります。
本当になにがしたいのか
どんな勉強をして
どんな大学生活を送り、
どんな夢を叶え
その先はどう歩むのか
授業内にインタビュー形式でそれらをまとめる作業をしました。
お世話になった児童館の先生がいて、その先生に憧れていること
誰にも言えない悩みを聞いてくれたこと
何かトラブルがあったときは、誰が悪いかを決めつけず、平等に話を聞いてくれたこと
自分も子供たちの悩みを、教育者目線・子ども目線で聞ける先生になりたいこと…
彼の夢への熱い思いを聞いて、中2の時に通塾開始して
高校受験を経て、
高校生活で色んなことを吸収し、
こんなにも成長したんだな…と胸が熱くなりました。
彼の大学合格、そして将来の夢を精一杯応援してあげたいです。
冬が過ぎ、つぼみは膨らみ、そして大きな花を咲かせます。
花の見ごろを終えるとき、新たな葉が芽吹きます。
その葉は大きくどんどんと広がり、日光を浴び、誰かが休むための木陰になります。
子どもたちのいつまでも終わらない夢、
そしていつまでも続いていく目標までの道のりを、ともに歩み応援していきたいです。
もうすぐ春休み!新学期はすぐそこです。
ライバルより一足先にスタートを切るなら今がチャンスです。
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