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Je crois aux forces de l’esprit et je ne vous quitterai pas.

武蔵小金井教室

 

 

ある日、高校生の生徒から「先生、この本、読んでくださいよ。」と、

一冊の本をすすめられました。それは、『ミッテランの帽子』というタイトルの本でした。

 

 

こんにちは。武蔵野進学セミナー武蔵小金井教室の川原です。

 

 

小学生から大学受験生まで、

それぞれのレベルにあわせて、

いつどの時期にどんな本を読ませれば力を伸ばしてあげられるのか、を

毎日毎夜かんがえながら、生徒たちに本を読ませています。

 

ときには、生徒たちから教えられることもあります。

生徒と読書の話題の会話を通じて、あたらしい作家や本に出会うことも、

たのしみの一つになっています。

 

先日も、生徒が好きだという作家の、本屋大賞をとったばかりの別の作品を

書店で購入して読んでみたところ、

とてもおもしろいと思いつつ、これは高校生に読ませるのがぴったりだなとも思ったので、

高校生たちに読ませました。

いまのところ読ませた高校生たち4,5人みなが絶賛しています。

内容について、さらに深く話し合う機会もありました。

 

 

時代がかわっても、制度がかわっても、ゆるぎなく確かに存在する学力がある。

そのひとつが、「本を読む力」だと確信しています。

 

かならずしも、たくさん本を読むことが必要ではないとは思います。

わたしも中学生のころ、「本読み」とよばれそうなひとたちに比べれば、読書量は足りなかったと思います。

しかし、「本を読む力」が足りないのであれば、やはり本を読まなくてはいけないでしょう。

 

わたしが生徒に本を読ませるときには、わたし自身が読んだ本を読ませることをこころがけています。

おたがいが読んだ本について、その内容を確認し、深めることで、成長がたしかなものになるからです。

教師の自分も、生徒とともに成長をつづけ、より高い目標に到達する。

 

 

中学生のころからともに成長を続けてきた高1生のひとりは、

あたらしくなった大学入学共通テストの国語で、自己採点で正答率8割の結果に到達しました。

英検2級の1次合格を手にした高1生もふたり。

 

たゆまぬ成長を続け、より高い目標に到達したいものです。

 

 

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