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マシュマロの話

武蔵関教室

こんにちは。武蔵野進学セミナー武蔵関教室の高崎です。定期テストが終わってほっと一息という時期でしょうか。そんな気分も吹き飛ぶお話をしたいと思います。

マシュマロといえば、自分にとっては「ホワイトデーのお返し」に悩んだ末に、結局テキトーに決まってしまうお返しの定番品ですが、最近はコーヒー味とか、バナナ味とか、いろんなマシュマロを見かけるようになりました。以前はマシュマロはテキトーなお返しの印象が強かったので、渡すと露骨にいやな顔をされたことを思い出します。女子会で、男子のお返しの品にランキングをつけていた裏座談会の話を聞いた時には女子の恐ろしさ?を感じました(笑)。マシュマロにも多様性が出て、んー、いい時代になりましたねー。

今回はそんな話ではなく本題へ。「マシュマロ・テスト」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ざっくりですが、内容を。子どもの目の前にマシュマロを1個置いて、「すぐに食べてもいいけれど、15分食べないで待てばもう1個あげる」という約束をして、そのまま大人は別な場所に行き、残された子どもがどうするかという反応を見るテストです。目先の利益に飛びつくのか、ちょっと先の利益のために我慢ができるか…ということをテストする目的があるのですが、これで我慢ができた子どもは、将来の社会的成果が上がるという結果が出ているらしいのです。テストが終わって「今は休みたい」「今日だけはお休み」など、一時的な目の前の欲求を、今後のことを考えて抑えるというのは、我々大人にもなかなか難しいことだと思います。そして、このテストでその場の欲求を抑えることができる人は、大人になってからの肥満の確率も低いとか。あいたたた…と思ったのは、自分(高崎)だけではないはず。目先のことにとらわれず、先の目標や利益のために、今はどうするのが一番得なのかを、考えさせられる気がしますね。それではまた。

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